管理栄養士になるためには、はじめに栄養士の免許を取得しなければなりません。栄養士になるためには、厚生労働大臣が指定許可した養成施設を卒業すれば資格をもらう事ができます。その後、管理栄養士国家試験に合格すれば晴れて、管理栄養士になることができるのです。
栄養士になるための養成施設は大きく分けて、管理栄養士養成施設と栄養士養成施設の二つがあります。どちらの施設を卒業しても卒業と同時に栄養士の資格を取得できますし、学ぶ期間が異なっていても、栄養士の資格に区別はありません。しかし、管理栄養士養成施設である4年制の大学と4年制の専門学校は卒業と同時に管理栄養士国家試験受験資格が与えられ、実務経験をすることなく国家試験を受験できます。
一つ注意しなければならないのは、平成14年4月に「栄養士法の一部を改正する法律」が施行されたことによって管理栄養士養成施設卒業者に対する試験科目の一部免除が廃止になりました。ですから、全科目受験が必須です。
一方、栄養士養成施設を卒業し、栄養士になった人が管理栄養士国家試験の受験資格を得るためには、一定期間実務を経験しなければなりません。この実務期間は、栄養士養成施設での学ぶ期間によって異なります。4年制大学の栄養士課程では1年以上、3年制の短大や専門学校の栄養士課程で2年以上、2年制の短大や専門学校の栄養士課程で3年以上の実務経験が必要です。
このように実務経験をした後に国家試験の受験資格を得ていたら、最低でも5年はかかってしまいます。国家試験合格への一番の早道は管理栄養士養成施設を卒業することだと考えられます。